目黒の個人塾：目黒ゼミ　明治２３年から続く、創業１２０年の寺子屋式個人指導型学習塾です。

初代学長　武藤鉄吉が明治２４年２月１１日、京橋木挽町に海軍師範学校を受験する為の塾を開設したのが目黒ゼミのはじまりです。
明治３７年、数理専修学院（目黒ゼミの前の校名）を神田錦町に移動。その間三省堂より、数学の教科書・方程式原理などを発行しています。
大正２年の神田の大火、大正１１年の関東大震災に遭い、塾を止め通信教育を始めたり、「代数最大達成法講義録」等、数学における多数の参考書を発行しています。数学界では、一目置かれた存在だったようです。
昭和３年、塾を再開しましたが、鉄吉は１０年後に急死し、その後を長男が引き継ぎました。二代目学長　武藤芳雄を手伝っていましたが、戦争で召集されシベリア抑留を経験します。その後昭和２３年、目黒区宮ヶ丘で数理学専修学院を再開する運びとなりました。同地で本格的に地域に根ざした塾として、力を入れるようになります。
二代目学長は、日本私塾教育連盟を作り、長きにわたり会長を務めた後、全国組織結成にも骨身を削り貢献してきました。昭和３８年に全国組織の学習塾全国連合協議会を発足させ、会長として東奔西走しました。
二代目学長は時流に乗り、昭和４０年代に大学進学予備校が開校し始めてきた折に、塾名を現在の目黒ゼミと改名、拡大化を図りました。